たとえば、あなたがネットで「パソコン」を買うことを考えてみましょう。
実は、宿泊プランを決める際と似たような流れになります。
パソコンや宿泊プランは一般的に高額な商品に属します。
おそらくネット上で1000円程度の本を買う場合、ほとんど考えずに「衝動買い」することが一般的です。
しかし、何万円もするサービスを購入する際はそうはいきません。
最終的に購入を決めるまでには、かなりの工程が必要となります。
まず、ネットで「高額商品」を購入する場合、 多くの人は、このような流れで購入を決定します。
例えば、パソコンを購入する際には、自分に合ったパソコンを選ぶ必要があります。
自分のニーズに合ったパソコンを選ぶためには、スペックや料金などの情報を収集し、自分なりに理解する必要があります。
パソコンを購入する場合は、希望のスペックが決まったら、その条件に合ったパソコンを最も安く購入できる場所を見つけるために、いくつかの選択肢を比較検討します。(例えば、価格.comや家電量販店のサイト、各種オークションサイトなど)
最終的に、条件の合うところで契約(購入)。
前述した通り、宿泊予約システムを導入しただけでは自社WEBでの予約を増やすのは難しいことが理解できたと思います。
特に重要なのは、宿泊プランを決定した後には、料金や特典を比較する「選定段階」があることです。
この段階でお客様は、どの場所で予約すると最もメリットがあるかを判断します。
そのため、プラン内容を見るよりも、既に決まったプランが最も安く利用できる場所や様々な特典が付いているところを探しています。
この「選定」の重要性を認識せずに宿泊予約システムを運用すると、自社WEBサイトでの予約が難しくなります。
成功している施設の宿泊予約システムやホームページには、「公式サイト 最低価格保証」や「公式サイト限定 宿泊予約特典」といった表記がよく見られるのは、この「選定段階」を理解しているからです。
他にも宿泊予約システムの導入方法はありますが、これらのノウハウを参考にして、単に導入するだけでなく、運用にも注意して成功を目指しましょう。
大きな目標である
「売上アップ」
「コストカット」
の実現を目指して頂ければと思います。