各々の役割は、よく利用する機会の多いコンビニに例えると理解しやすいです。
ホームページ → 外装・立地(コンビニ)
宿泊予約システム → 内装・商品・什器・レジ(コンビニ)
コンビニを例にすると、ホームページと宿泊予約システムの役割は次のようになります。
コンビニはお客様を集めるために、集まりやすい立地を選定し、お客様に気づかれやすい外装に気を配ります。
ホームページも同様に、見込み客を引き寄せるための入り口であり、訪れやすく魅力的なデザインや情報提供が重要です。
一方、コンビニではお客様が入店してからのサービス提供が行われますが、宿泊予約システムはホームページから見込み客が宿泊予約を行う際の受付や手続きを担当します。
宿泊予約システムは、見込み客を確実な予約に結びつける役目を果たしています。
つまり、ホームページはお客様を引き寄せる入り口としての役割を果たし、宿泊予約システムは予約を確保して成約に導く役目を担っているのです。
しかし、お客様が来店しても、店内に商品を陳列する什器がなく、商品自体もなく、レジも設置されていなければ、買い物をすることはできません。
外装が見栄え良く、立地も良いにも関わらず、売り上げが全く上がらないことに対して、絶えず悩みます。
そして、売上を上げるためには、什器や商品を配置し、レジを設置することで一定の売上が得られるようになります。
しかしこの売上も、やがては横ばいになり、徐々に減少してしまいます。
また、家族経営の場合、仕入れは手作業の勘定で行われることが多いです。
何となく売れているという理由で、売れている商品を多く配置したり、一般的な陳列什器を使い続けることが多いのです。
その結果、商品には「流行の陰り」が見え、売り上げも減少します。
什器や陳列方法にも問題が生じ、商品を魅力的に見せることが難しく、レジも遅くなってしまい、お客様にストレスを与えてしまいます。
これらのことを踏まえると、宿泊予約システムがホームページ上でどのような役割を持っているか、なんとなくご理解頂けてきたかと思います。